どうも。久しぶりのMT教習でエンストせずに終われたものの運転にてこずったえーだん7です。
2023年5月6日から2023年8月10日にかけて制作した東武10030型の制作記を書いていきます。
種車は通勤金型の車体と、ふちゅう9で七峰さんから頂いたレジン製の前面です。
まずは屋根と帯のモールドをすべて削り、クーラーやパンタグラフは撤去します。
そうしたら、エポキシパテとプラ板で撤去した箇所を埋めてからやすりで削ります。
また、この時に2mm角棒で窓を二分割にしておきます。
ラッカーパテで細かい傷を埋めたら、いよいよ地獄のビード貼りです。
製品の205系を参考に、0.3mmプラ板を細く切ったものを貼り付けていきます。
まず手動かペーパーカッターで細く切っていきますが、太さが合わなかったり途中で切れたりして、なおかつ接着するときにビードがずれたり、パーツ自体を紛失してまた切り出していくなど地獄を極めた作業でした。
しかしそれだけでは終わりません。
特徴的な窓枠を再現するため、ペーパーカッターで0.3mmプラ板を均等な長さに切ってから、そこから窓のサイズに合わせてカットし、写真のように光で内側を照らしながら左右のバランスがとれるように接着しました。(くり抜いたときにまたカットしたから意味はあまりないと思うけど)
接着したらピンバイスでくり抜いてから、やすりやカッターで調整しますが、削っているときに割れたり剥がれたりでもしたら、またプラ板を切り出すところからやり直しです。
ビード貼りからすべて施すまで10日はかかり、大変苦労しましたが、その分こうして終わった時の達成感はすごいです。
ここまで来たら捨てサフを塗り、細かな傷やへこみなどをラッカーパテで埋めていきます。これだけでもだいぶ雰囲気が出てきましたね。
そうしたら、おゆまるとエポキシパテで私鉄金型のクーラー、2・5両目にはマリンライナーの下枠交差型パンタグラフ、2・4・5両目にのみ12系のベンチレータを取り付けます。
また、この時に先頭・後部車は電装化するためピンバイスでライトをくりぬき、更新車の特徴的なスカートは2mm角棒を3本重ねたものと0.3mmプラ板を貼り合わせ、Bトレのダミーカプラーを加工したもので再現しました。
前回のE233系1000番台のものと一緒に、秋葉原で買った電気部品を使って先頭・後部車を電装化します。
今回はチップLEDを採用したので、この段階でも光り方がリアルに感じます。
電装化も済んだら、本塗装に入っていきます。
まずは下地にサーフェイサーを塗装し、屋根上機器に関してはサフの色を残します。
帯はボトムズカラー AT-06 ブルーで塗装します。
前面のFRP部分はE231系1000番台やE233系3000番台の時にも使った、ガイアの鉄道模型用カラー 1001 ライトステンレスシルバーとMr.カラー C-35 明灰白色(三菱系)を混ぜたもので塗装します。乗務員扉の帯部分のマスキングには苦労しました。
車体はガイアの鉄道模型用カラー 1000 ステンレスシルバーで塗装し、屋根はおなじみMr.カラー C-13 ニュートラルグレーで塗装します。
車体上部の帯はタミヤカラー X-15 ライトグリーンで塗装します。
前面に色差しをし、車番や「TOBU URBAN PARK LINE」のロゴをデカールで貼り付け、幕だけシールで印刷したものを貼り、チップLEDをグルーガンで固定すれば完成です。
スカートや窓の塗分けにはかなり気を使いました。
前面幕は「普通 柏」にしてます。
最後に赤浦宮で撮った2枚を載せて締めようと思います。