えーだん7のgdgd日記

放置しがちのクソブログです

《改造プラレール》日本国有鉄道153系 かえだま編成を作る

どうも。頭文字Dを全巻コンプしMFゴーストを読み始めたえーだん7です。

ふちゅう9向けで2023/03/24~2023/05/01にかけて制作した153系 代走こだま編成の制作記を書いていこうと思います。

 

本形式は、東海道新幹線開通以前に東京~大阪を結んでいた在来線特急「こだま」「つばめ」として運用に入っていた151系は大阪地区に予備車がなく、故障・事故・ダイヤ乱れによる車両運用の変更などから、やむを得ず本系列が1959年から1964年まで数度「こだま」として駆り出されされました。

しかし、外観や接客設備も急行型そのものであったため、遜色特急とされ、「こだま」をもじった「かえだま」などと呼ばれ、151系目当てで乗ろうとした親子連れを落胆させたなどと言われています。

 

…さて、前置きが長くなってしまったのでそろそろ作っていきましょう。

 

種車はもちろん東海型急行です。先頭・後部車はヘッドマークのモールドがついている旧製品を使用し、3、5、10号車のモハ152は塗り替えるだけで行けるので省略します。

まずはパンタグラフのないモハ153・サハシ153から作っていきます。パンタグラフを撤去し、エポキシパテで穴埋めをします。

そうしたら、サハシ153に改造する車両のオス側車端部から2個目の窓までをPカッターで切り取り、ドア位置を反転させます。切り取った後の角度合わせには苦労しました。

続いてサロ152です。後部車から作っていくので帯モールドを境目に切断し、支柱の位置もずらすために撤去します。

中間車化するのはいいものも、台車はどうするか悩み、そこでブルートレインの台車を比べてみたら長さも165の中間車と一致したため、台車取り用に2台使うことにしました。

忘れないうちにモハ153も作っていきます。

ベンチレーターをおゆまるで型取りし、エポキシパテで増設します。

そうしたらサロ152の切断面をプラ板で塞ぎ、はみ出た個所を切り取った後にサッシを撤去し、サハシ153と一緒に削りカスで窓枠を埋めてから乾燥後にやすり掛けをします。

サハシ153の特徴的な窓割を再現するため、サッシの上に1mmプラ棒を貼って厨房の細長い窓を再現したり、反対側はサッシの下を基準にパテを盛るなどして、ドアのほうは2年前に作ったキハ58と似たような感じで切ったサッシを貼り付けました。

なお、食堂部分の屋根にはキノコクーラーが配置されているため、邪魔になりそうなベンチレーターはのこぎりで撤去しておきましょう。

サロ152の連結器が通るように削り、1mmプラ板で貫通幌を作って貼り付けます。

この時に側面の運転台が来ていた小窓はすべて埋め、0.5mmプラ板を細く切ったもので雨樋を伸ばし、1mmプラ棒でサッシを再現します。

そうしたらピンバイスで小窓をくりぬいていき、特徴的な簡易運転台も再現するためマステをちまちま貼って枠組みを作り、①ピンバイスで大雑把にくりぬく→②やすりできれいに整える といった作業を行います。

そうして485系新金型の前照灯を複製したものと、丸モールドを取り付けてみました。

なかなかいい感じに仕上がったのではないでしょうか?

サハシのほうには、151系のキノコクーラーを2基取り付けました。

久しぶりの登場である先頭・後部車です。当初は無加工で作る予定でしたが、前面幕が彫られていなかったりと気になる箇所があったので、スジボリで前面幕を再現し、真鍮線で手すりを再現します。

ここまで来たら塗装に入りたいところですが、9号車にする分が1両足りなかったので4日間の放置期間に入ります。

この時はのっぴきならない用事が迫っていたので、内心焦っていました。

…ということで届いたので、最初に作ったものと同じようにパンタグラフを埋めて、ベンチレーターを増設しました。

ここまで作って表面処理を施せば、いよいよ塗装に入ります。

 

まずはサフを塗り、その上からGMカラー 03 黄かん色で塗装し、屋根上機器に関してはサフの色をそのまま残します。

この写真を撮った次の日はのっぴきならない用事で5日間放置することを余儀なくされたので、自分でもここまで逃げ切ることができたと感じています。(去年のE233の塗装は帰ってきた次の日から大急ぎでやったという事例があるので…)

そうしたら、グリーン車2両のみ緑帯を引いていくので、ガンダムカラーUG06 MSグリーンで塗装します。色遣いがシビアで、塗料選びに悩みました。

製品の165を参考にマスキングを貼り、車体をGMカラー 13 緑2号で塗装します。

塗る面積が広く、E233と比べてマスキングは簡単に貼り終わりましたが、それでも1両多く数をこなす必要があったので面倒くさかった印象です(苦笑)

屋根はMr.カラー C-13 ニュートラルグレーで塗装し、最後にエナメル塗料で窓枠や幕、ライトに色差しをすれば……

 

日本国有鉄道153系 かえだま編成、完成です。

最初の導入の通り2023/03/24に制作をはじめ、2023/05/01に完成しました。その日数は放置期間含め計38日かけて制作したことになります。

今回のふちゅうには05/03の設営から参加したので、去年のE233と違って2日余裕をもって完成させることができました。

本家こだまとかえだま

 

第9回鉄道模型広場inルミエール府中(ふちゅう9)に持ち込み、健全な子供たちの前でこのかえだまを走らせました。これは教育に悪いですね。うん。

右2列がマニさん作の多摩都市モノレール風と修学旅行列車、中央がかえだまで左2列目がかっちーさん作の165系急行佐渡、一番左が南さん作の153系低運車

いろいろな方と交流ができ、作品を並べたりすることができたので大満足でした!

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。